第11回文学フリマの感想


はよせな……!

豪奢なサークルブース

こんにちは、今回もid:m-birdでお知らせした通り、文学フリマに「筑波大学アマチュア無線部仮設文ガク課」として参加してきました。
今回は、執筆陣はサークル主宰の二人(私+ぺたへるつ君)だけで、文フリ当日まで執筆、当日の朝8時30分ごろまで製本という非常にアクロバティックな作業となりましたが、何とか間に合ったのです。この緊張感、正に青春!!!
当日会場について一息ついた後、とりあえずUMA-SHIKAを買いに行ってフミオさんにお会いしたら「よく間に合うね……。っていうか、なんでいつもそんなギリギリなのよ……」とダンディズム溢れる渋いお顔をされてしましましたが、若さっていうのはつまるところ振り向かないことですので、反省が活かされないことがままあるのです。
三回目のサークル参加として思ったことは、会場に来る人層が変わったかなあということでしょうか。夕方になってから、カップルやグループでの来場者が多くなったように思います。新聞効果なのでしょうかね*1
あとは、来場者の割に人の密度が低かったかなあという印象はありますが、サークル数が多かったからでしょう。このイベントは、一度でも参加するとサークル参加したくなるものですので、仕方ないですね。いつの日か、入場口から入ってくる人よりも、サークルブースで座っている人の方が多いという逆転現象が起こるかもしれません。そんな日に備えて、今から「売り子レンタルサービス」なんてものを企画しておくと、一儲けできるかもしれませんね。

何度かサークル参加して思ったのは、やっぱり文フリは独特かなあということです。私たちは「アマチュア無線部がなんで文学フリマ?」と笑われるのを期待していたのですが、「アマチュア無線ネタの作品集なの?」と何度も聞かれてしまい、最後には見本を手にとっていただく度に「内容はアマチュア無線関係ないものとなっております」と呪文を唱えるようになっていました*2
文フリでは奇をてらわず、サークルブースをきちんと綺麗にして、どんなジャンル・どんな内容が書かれているのか、それが一目で分かるようにしておくことが大切だなあ、と参加三回目にしてやっと分かったのでした。サークル紹介文が和文モールスだというのは良いアイデアだと思ったんですけれど、内容が伝わらなきゃ意味が無い……。

というわけで、多分次回からサークル名を変えてゆきたいと思います。まだ決まっていませんが、純粋な僕たちの心を描き出すような、素朴でアグレッシブなサークル名にしたいと思います。

*1:朝日新聞: http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY201011270151.html

*2:言い訳させてもらうと、今回こそ!と書こうとしたんですけど、どうにも糞詰まりのように出てこなくて書ききれなかったのです