うどんは世界を救う

うどんうどんうどん。スーパに立ち寄って「今日の晩飯どうしようかねえ」などとぐるぐるぐると売り場を巡ったとしても、なかなかに良い案が思い浮かばない事は多々。結局良く使う材料等を買い込んで家路につくのだけれど、その時に買うものと言えば、一にスパゲティ二にうどんではないだろうか。
いや、勿論うどんだけではなくて、納豆だとかネギだとかそういう人も居るだろう。「主食はネギじゃ!納豆じゃ!ネギのない納豆なぞ納豆なんかではない!」という鷹派の人も居るだろうし、納豆がなければガタガタブルブル「ギブミー納豆!」等と雄叫びを上げて卒倒してしまうような納豆依存症の人も居るだろう。そして、私が現在住んでいるここ茨城ではそのような人も多いだろうと推察する。
さて、ここで納豆とネギ、そしてどこの家庭にもある卵。このコラボレーションを考えてみようではないか。すると真っ先に思い浮かぶのは、どんぶりの中に納豆を2パック程流し込み、そこに溶き卵をぶち込んで刻みネギを振りかけわしゃわしゃとかき混ぜるものではないだろうか。
それは真理だ。
さて、ここでうどん。うどんは日本の一部地方に於いてはご飯並みにポピュラーで日常的な主食として食されている。このうどんは非常に安く、冒頭に挙げたように学生の見方として毎日スーパに並んでくれている。これと納豆との組み合わせはどうなのだろうか。

このアイディアを口にすると、大抵の人は「あり得ない、そんな組み合わせは牛久大仏への冒涜だ!」等と声を張り上げ、否定して掛かる。しかし、僕はそうは思わない。
先にも申したように、ごはんとうどんは同じ主食である。片方に合うものが片方にも合うだろう事は簡単に予想ができる。

そして、僕はそのように言う人に言いたいのだ。「うどんを、舐めるな。」と。ごはんはどんなおかずとでも、それこそ主食に近いお好み焼きだとかたこ焼きだとか、ああいったものですら柔らかく受け止めている。ごはんがそういった芸当をできるのならば、うどんに出来ないはずはない。うどんはそこまで狭量ではないのだ。

そして、うどんは他の麺類と比べても優れている。非常にゆであがりが早いのだ。スパゲティよりも早く、そして腹に溜まり。カロリーも低く、皮下脂肪を気にするお年頃なオジサマ達にもおすすめできる。

納豆卵うどん、おいしいです。