出会い、そして

「結局、私のことを一番愛しているからっていう言葉は、結局嘘だった訳ね!」「違う、僕は、君の事を!」「だったら!なんで!」今まで喧嘩も無く平和に暮らしていた日常が急速に綻び始める。「何で、何で何で何で何であんな子と一緒に!」
僕は、事実B子の事を深く深く愛していた。芯がしっかりしており、どんな逆境にも負けない強い子で、だけれども地味であまり目立たない子だった。そんなB子に、僕は惚れた。
当時僕はX子と付き合っていた。彼女は器用で色々な事が出来て、言ってしまえば「一緒に居ると便利な子」だったのだけれど、そんなX子との関係もホット牛乳の皮膜のように、薄っぺらな関係になってしまっていた。そんな中B子と出会い、そして惚れた。
「近頃L子が人気ね。あんな子が近頃はモテるのかしら。」そんなB子の台詞を聞いてどきりとしてしまった。実は一時期僕はL子が気になっていたからだ。「でも、彼女は何か、根っこの方が不安定な感じだよ。」そう、彼女の心の中は見えない。誰にも理解できない。表面上だけの付き合いをするには色々面白くて、B子よりも一緒の時を過ごすのには良い子に見える。しかし、それでも僕はB子と、と思い直しB子と付き合い続けたのだ。
そんな中、あいつが現れたのだ。M子が。「とっても派手ね。でも、なんだか私に似ている気がするわ。」「そうだね。とっつき易い感じの子で見立ては良>いけれど、やっぱり君が一番だよ。」「そう、ありがとう。浮気しちゃうのかと心配しちゃった。」「そんな事するわけないよ。」「ふふふ。信じてる。」
僕は、その時確かにM子の事なんかを特別になんて思わなかったのだ。B子と似ている?確かにそうかもしれない。一部において、彼女は非常にB子に似てい>ているけれど、しかし彼女はL子と同じように心の奥の方に不安定な一面を覗かせていたのだ。
しかし、日を追うにつれて周りはM子の話題で持ち切りとなる「M子ってすげえぜ」「俺もM子と付き合ってみようかな」「バーロ、高嶺の花だろ」そんな会話が飛び交う。僕はB子一筋を貫いていたけれど、しかし内心気にはなっていたのだ、M子の事を。
そんなある日、B子が体調を崩す。「しばらくL子ちゃんと一緒に居て。」そんな言葉を残して、彼女は暫く僕の目の前から姿を消した。L子。少しの間付き>合ってみると、彼女は想像していた以上よりもしっかりした子で、そして気が利いた。そうして僕は「周りの奴らもxx一筋という訳でもないし、少しは。。。」と魔が差してしまったのだ。
そうして、L子と日常を共にするようになってから数日、M子からの連絡があったのだ。「私と付き合ってみない?」それは正に、信じられない知らせだった。あのM子が僕と!僕は直ぐさまM子と連絡をとり、そして彼女を受け入れてしまったのだった。
そんな中、B子が気づいてしまったのだ、既に僕の心の中はB子だけで占められている訳ではないと。そうして、彼女と僕の間で諍いが起きてしまったのだ。
しかし、既に僕はB子以外の味を知ってしまった。L子、M子。皆それぞれにそれぞれの味があるのだ。僕は、そんな事を知ってしまったのだ。もう、元には戻れないのだ。

という訳で

Macユーザの仲間入りです。
いやでも、上の内容はフィクションです。linuxMacもXPも使うけれど、やっぱりBSDしか信用していないし、それに愛しているのはBSDなのです。
はっはー

rev,1

一人称がバラバラすぎるという事で、修正しました。